フリーランスと損害賠償責任保険と所得補償制度

3年前より22.6%も増えたフリーランス！労働人口比率の17%にも及ぶ。

安倍内閣が推し進める「働き方改革」。
雇用主の負担軽減と個人の収入アップを解消できるとし、副業やフリーランスとしてなど、複数の仕事を持つような働き方を推進しています。
フリーランスという社会的認知度も上がり、フリーランスという道を選択する人が増えています。

なんと、ここ3年ほどで22.6%も増加したことになります。
これに伴い、国内のクラウドソーシングの市場規模も増加しています。

フリーランスといえば、自由人？

フリーランスといえば、決まった時間に働く会社員とは異なり、自由な時間に好きな仕事をして、休みも自分で決めるイメージがありますよね・・・。

なんだか自由人なイメージですよね。そうです。全て自分で決められることもフリーランスの魅力の一つです。

でも実際には、自由には責任が伴います。

• 「誤って常駐先の備品を壊してしまった・・・」
• 「撮影のために預かっていたものを誤って壊してしまった・・・」
• 「お仕事中に怪我をさせてしまった・・・」
• 「納品したシステムに不具合が発生し、使用できない期間を保障しなければならない・・・」
• 「納品物が著作権を侵害しており、第三者から損害賠償請求を受けた・・・」
• 「誤って個人情報を流出させてしまった・・・」

などなど。

これらの賠償責任は、お仕事を請け負っているフリーランスが補償しなければなりません。
これは不安ですよね。

さらにもし、病気になったり怪我をしたり、災害に巻き込まれた時、お仕事が止まってしまいますから当然収入も止まってしまいます。
これも不安ですよね。

そう、フリーランスはこうしたリスクと隣り合わせにお仕事を請け負ってきたのです。しかし2017年7月、そんなフリーランスのリスクを軽減、補償する画期的な保険が「プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会（以下、フリーランス協会）」から誕生しました。

フリーランス協会とは

フリーランス協会とは、下記の3つの活動を軸にフリーランスが自分らしく働ける社会を実現するために2017年1月26日に発足、同年4月20日に一般社団法人化された協会です。（リンク：フリーランス協会）

• （１）フリーランスの認知向上のための啓発活動
• （２）フリーランスの事業及びキャリア形成支援
• （３）フリーランスの労働環境改善・向上に向けた政策提言

フリーランス協会の会員になることで、賠償責任補償が自動でついてきたり健康診断、子育て支援、財務相談などの優待が利用できたり法人会員のサービスや自ワーキングスペースが優待利用できたりなど様々なメリットがあります。

まだ始まったばかりの制度ですが、数年前に比べてフリーランスが働きやすい世の中になりました。
リスクも賢く回避できる選択肢があることをぜひ知っておいていただければと思います。

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